hitoshi’s diary

主に感覚で書いてます。

日進月歩

日進月歩

日進月歩とは、変わり続け、試し続ける考え方だと思っている。

私の頭の中の大半を占めている考え方だ。

あまり行き過ぎると、無限に完璧な自分を目指してしまうという、どうしようもない悩みになってしまうこともある。

今も危ない状態になりかけることがあり、かなり調整が難しいと思っている。

私にしては珍しく、この考え方を割と無意識に実践していた。

幼少期から数字や目標をもっていろいろやっていたからだと思う。

ただ、なぜその数字が大事なのか、その目標を達成しなければならないのかという、根本的な考え方が未熟だったことにより、精神的に追い込まれることになった。

一度、中学校から高校へ上がる時に、完全に自分を見失うことがあった。

今まで当たり前だと思っていた勉強の習慣や部活動への参加に対して疑問を持ち始めた。

受験も一応成功という結果で終わり、中学校までの部活動を続けられはしないものの、それなりにいい高校に入れることが決まった矢先だった。

その受験期間中でも、いろいろな人と一悶着あったが、結果には満足していた。

と思っていたのだが、実際はなにも達成感を感じていなかった。

なんというか安心感の方が先に来ていた。

「またいつも通り失敗せずに済んだ」程度の感想しかでてこなかった。

それまで様々な目標を達成してきたが、気付いてしまったのはこの時が初めてだった。

しかも、思ったよりも長くそのことを引きずってしまった。

どうしてもわからなかった。自分の身になっている感覚が何も無かった。

その後、様々な経験、読書などを経て、とりあえずの考え方がまとまった。

とりあえず私は、自分を認め、受け入れ、褒めることから始めた。

そこから足りてなかった。

昨日の自分と今日の自分を比べる前に、自分自身のことをしっかりと認識できていないと感じたからだ。

どうしようもない劣等感や不安を抱えたとき、まずは自分自身をしっかり認識して、それからどういう課題をどういう解決法でどういう目標までもっていくか、機械的に感情を持ち込まずに考えていくことをし始めている。

今現在、大きな問題も発生していないので、続けていく予定だ。

いつか自分を完全に受け入れられるようになりたい。

 

今回の締め

三百六十五歩のマーチ