hitoshi’s diary

主に感覚で書いてます。

友達

友達

友達という単語を聞くと、反射的に「友達の定義とは?」と自分に問いかけてしまう。

そのくらいには友達というモノを理解するのに時間がかかった。

純粋に言葉の意味が分からない幼少期から自分自身の友達の定義が周りとズレていた少年時代、友達と呼べる人間がいなかった青年期を経て今に至る。

人間関係において友達という部類は一番人生で手に負えなかった。

その上一番難しいと感じる。

自分が他人と感性がずれていると自覚した出来事も友達関係だったし、人間関係で嫌な思いをしたのはだいたい友達関係だったからというのも大きいが、なによりも形容しがたい違和感を感じてしまう。

これはもっとも付き合いが長い家族間でも感じるのでどうしようもないのかもしれないが、それを友達という関係を作ってまで感じなければならないのは少し苦痛だった。

心底向いてないんだぁと、諦めが先行してしまう。

しかし、時の流れとはすばらしいもので、今は友達と呼べる人が存在している。

自分でもかなり驚いている。

違和感こそ消えていないが、心から面白いと思える友達ができた事は、自分にとってうれしい誤算だった。

とても心が緩くなる。

大切にしていきたい反面、なかなか思うように気持ちが伝えられない。

これから時間はあると思うので少しずつ前進していきたい。

 

今回の締め

私には友達が必要だった。

ただそれだけの話