hitoshi’s diary

主に感覚で書いてます。

愛想笑い

愛想笑い

愛想笑いと聞くと、あまりいい気分になる人はいないかもしれない。

そもそも、愛想笑いの意味が、「人の機嫌を取るための笑い」とある。

愛想笑いされる側にとっては気分が悪くなるし、する側は精神的に疲れてしまう。

これだけ見ると愛想笑い自体が悪いことのように聞こえるかもしれないが、私は一時期、自主的に愛想笑いをしていたことがあった。

私は、小さい頃から人と話している時にどういう反応をしていいのかわからないことがよくあった。

人間関係をそこまで気にしなくていいほど小さい頃は、自分の好き勝手な反応をしていたが、ある程度成長してくるとそういう反応もしていられなくなった。

実際、何人か友人ではなくなってしまった人もいる。

完全に困り果ててしまった私は、愛想笑いをすることにした。

最初は、会話の間を持たすために愛想笑いをしていたが、そのうち本当に会話が面白く感じてきた。

会話自体が苦手意識を持っていた私にとっては、かなり大きな収穫だった。

その後、どういうタイミングで愛想笑いをするか、どういう話の流れで愛想笑いをしたくなるのか、いろいろと自分で考えるようになった。

時には、漫才を見ることで笑いのタイミングと話の緩急やオチのつけ方を学び取ろうとしたこともあった。

その甲斐あって、今では以前に比べて円滑に会話ができるようになった。

愛想笑い自体は、あまり良いものではないかもしれないが、会話をより良くするためのきっかけとしてはかなり有効活用できた。

今では、会話中に本心から笑えるようになった。

ある種の感謝しかない。

 

今回の締め

会話を円滑に回すために相手の気持ちを知ることが大切。