hitoshi’s diary

主に感覚で書いてます。

無言

無言

人と過ごす際に、沈黙が嫌いな人、逆に好きな人、どちらもいると思う。

ただ、私はどちらでもない。

どちらでもないというと少し語弊があるかもしれないが、沈黙だろうとそうでなかろうとあまり大差がないと感じている。

というのも、どちらにせよ周りに人がいるだけで、私はそれなりに気を遣う。意識がそっちに引っ張られてしまう。その影響で変な間や余計なことをしゃべってしまう。

生来、気が小さく臆病なのだ。

今は沈黙が好きでもなければ、嫌いでもないとうそぶいているが、前からこういうわけではなかった。なんなら沈黙も会話も嫌いだった。

無言でいることで失敗した事もあれば、逆に話したことで失敗した事もある。

具体的にはあまり言いたくないが、おおまかに言うと無言で気まずくなったり、変なことをしゃべって気まずくなったりしただけだ。

人間と普段から接している人だったら、誰だって何かしらある経験だろうと思う。

その経験から私は、心を閉ざしたり、会話のスキルを上げようとしたり、精神力を鍛えようとしたりした。

結果、最終的には精神力を鍛えようという結論に至り、今に至る。

単純に他人に迷惑をかけることなく、自分で何とか出来る方法がそれしか思い浮かばなかっただけなのだが、存外はまっている。

基本的に相手の行動に振り回されないということ念頭に置いて、そこからしゃべりたいことがあればしゃべる、特になければ無言、といった立ち回りが一番性に合っていた。

この方法を知り合いに話すと、「できたら苦労しない」と言われ、少し冷めた目で見られてしまった。

最初の方は抵抗があるかもしれないが、意識してやっていると案外はまるかもしれないので気になる人はやってほしい。

 

今回の締め

沈黙は金。

相手をそこまで気にしなくなってから話すことが少し楽しくなった。