感受性
感受性
私は、いつ頃かははっきり覚えていないが、顔色を窺うようになった。
それまで顔色をうかがうことが無かったのかと聞かれると、驚くことに全くなかった。
今考えると自分でも信じられないが、そうだったのだ。
単純に主観だけでいろいろな問題を解決し、決して迷うことなく、折れずにそこまで生きてきたのだ。
自分の痛みが分かった瞬間、気付かされた時、他人の痛みまでわかるようになってしまう。
これが弱さなのか強さなのかはわからない。
正直、今のところはマイナスでしかない。
どうにも活かせる道がわからない。
悪戯に自分をいじめて今日も傷ついている。
なんとかならないものか。
今回の締め
他人の気持ちはわからない。
自分の気持ちもわからない。